三ヶ日牛と三ヶ日みかん

丁寧に育てられる三ケ日牛

地元三ケ日で丁寧に育てられた三ケ日牛

「三ヶ日牛」と銘打てる牛は、厳選して導入した素牛を、ストレスを与えないように衛生管理を徹底した環境の中、気を配りながら、丹念に、丁寧に育て上げられた牛のみです。
平成23年には、松阪、近江、神戸といった銘柄産地の和牛が出そろう伝統の近畿東海北陸連合肉牛共進会にて優秀賞を受賞し、体型・資質など高く評価されました。

おおむね15ヶ月という長い肥育期間を、自然の中でのびのびと育てられていることが、おいしさの理由といわれています。全国的にも人気が高まっており、三ヶ日みかんに続いて有名になりつつある、三ヶ日の隠れた名品です。

心を込めて育てる和田牧場の三ケ日牛

現在三ケ日牛を育てている牧場は4件です。当店で使う三ケ日牛はその中でも最大の頭数を誇る和田牧場さんで心を込めて丁寧に育てられた牛を使っております。和田牧場さんは、昭和47年創業。当時は5頭の牛を育てるところからスタートし、過去には全国から優秀な肉が集まる品評会の「全農肉牛枝肉共励会」において第2位の優秀賞を受賞しました。

  • 三ケ日みかんで育てる三ケ日牛三ケ日みかんで育てる三ケ日牛

    三ケ日牛の特徴として三ケ日みかんをえさに食べていることが挙げられます。
    畜産試験場での検査の結果、血液中だけではなく、赤身にもβ-クリプトキサンチンが含まれていました。β-クリプトキサンチンはβ-カロテンよりはるかに発ガン抑制活性が高いと言われています。

    そうしたえさの特徴からか和田牧場の三ケ日牛は肉の旨みが豊富で、赤身が非常に美味しくローストビーフなどのお料理に最適なお肉です。

  • 帯広の契約農家から仕入れる厳選した仔牛帯広の契約農家から仕入れる厳選した仔牛

    和田牧場では、仔牛を帯広の契約農家から仕入れます。
    そちらの契約農家で仕入れた仔牛は、牛同士が非常に仲がよく人なつっこいことが特徴です。肉質が良く、美味しい牛を育てるために最も大切なことは“牛にストレスを与えないこと”。牛同士が仲が良いということは、一緒に生活する環境において非常に重要で、人間でも仲の良くない人と一緒の生活は非常にストレスが溜まるように、牛も同様なのです。そういう仔牛を、1頭1頭しっかりと固体管理を行うことで美味しい牛に育てるのです。

  • 牛中心の生活から生まれる美味しいお肉牛中心の生活から生まれる美味しいお肉

    和田牧場最大の特徴は、床にオガクズを使うことです。サラサラとした手触りは人間が触っても良い感触。そのオガクズを通常よりも早い頻度で入れ替えることで清潔な環境下で牛を育てます。

    また、牛は暑さにあまり強くありません。そのため、牛舎には大型の扇風機を完備。夏の時期には牛舎内にミストを散布。徹底した温度管理で常に牛にストレスを溜めないようにしています。

    和田さん曰く「夏は通路よりも牛のいる牛舎内のほうが涼しいですよ。とにかく牛中心の生活です」というくらい牛のことを大切に思って育てています。

  • 最後の瞬間まで牛に愛を最後の瞬間まで牛に愛を

    和田牧場で育てられた牛は、毎週月曜日に出荷されます。
    毎回出荷時には和田牧場の牧場主である和田勝美さんが自ら運搬の車に牛を乗せ、市場まで運んでいきます。

    その理由は最後の最後まで心を込めて育てた牛たちにストレスを与えたくないからです。実際に足を運ぶことで屠殺するセンターの方とコミュニケーションをとり、自らの想いが伝わってくれればと考えているのです。そうして愛情を込めて育てられた牛が美味しくない訳が無いと私たちは自信を持って調理し、お客様に提供いたします。

三ケ日みかん

300年続く三ケ日みかん

300年前(江戸中期)頃、三ケ日町平山地区の山田弥右衞門が紀州地方から『紀州みかん』の苗木を持ち帰り、三ケ日の地に植えたのが始まりです。その後時代の流れと共に加藤権兵衛が『温州みかん』を広め、明治時代に入ると園として大規模にまとめて植えられるようになりました。

生産者や指導員の中川宗太郎たちのこだわりにより、天候や不況などの時代の変化にも負ける事なく、大量に生産する技術や品種の改良、栽培技術の向上によって三ケ日地域にみかん栽培を普及させる事ができました。先人達のたゆまない努力の結果、高品質で市場価値の高い貯蔵みかんを作り出した事が、今日の三ケ日みかん産地のブランド化へとつながったのです。三ケ日には、この功績をたたえ、山田弥右衞門、加藤権兵衛、中川宗太郎の柑橘3人の恩人に感謝し、「柑橘頌徳碑」が建てられています。

『温州みかん』は江戸時代初期に中国から鹿児島県出水郡に渡り、中国の温州にちなんでウンシュウミカンと命名されました。
日本を支えてきた代表的な果実である『温州みかん』は、冬のコタツには欠かせないアイテムであり、アメリカではTVオレンジとして親しまれています。

  • 酸味とコクのバランスが絶妙な青島みかん酸味とコクのバランスが絶妙な青島みかん

    三ケ日みかんの主力品種は、11月にほぼ収穫を終了してしまう『早生みかん』と、12月頃から収穫が始まる『青島みかん』の2品種です。
    早生みかんは、皮が薄く剥きやすく、酸味と甘みの両方のバランスが良いが、酸の向けが早いため甘みの方が強く感じられるみかんです。青島みかんは、早生みかんより一回り大きく見栄えがあるが扁平で、他の品種より高い糖度と独特の食味を持っていて(非常に日保ちが良い)く皮は厚めである為、貯蔵に向いています。酸味とコクのバランスが絶妙で、一般的に大きなミカンほど味ボケがして味が薄くなるのですが青島は大玉果であってもその味は変わりません。

  • 三ケ日みかん生産者たちのこだわり三ケ日みかん生産者たちのこだわり

    青島みかんの持っている特徴を引き出すため、ロジと呼ばれる木箱に貯蔵し、熟成します。そうすることで、甘みを増しつつ酸味を抑え、まろやかな味になります。
    昔ながらの木箱での貯蔵は、木の材質が温度湿度を一定に保つほか、木箱の底板が隙間を空けて張られ、さらに箱を積み上げる際には小さなコマといわれる木片を挟む事で箱と箱との間で通気性を確保しています。また、浅い箱の中では、みかん同士が積み重ねられないためみかんが変形せず高品質な商品として市場に流通します。

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